市場内には、市場で働く人や買出しに
訪れる方々のための飲食店があります。
一般の方も食事ができるお店もありますので、市場直送の新鮮な青果や水産物を市場内の飲食店で食べてみませんか?
東京都には、11もの市場がありますが、その中から、複数の利用できる飲食店がある3市場を紹介します。
画像を押すと、
市場の飲食店紹介サイトが
開きます。
豊洲市場、大田市場、足立市場に
実際に足を運んできました!
おすすめの飲食店の紹介以外にも、
訪れた際のちょっとしたアドバイスも記載してるので、ぜひ参考にしてみてください。
豊洲市場は3つのエリアに分かれています。それぞれのエリアは青果や市場の見学、水産や物販店舗が沢山あるなど特色があり、どのエリアも見学ルートになっているところは気軽に入ることが出来ます。そこで豊洲市場を訪ねた順にご紹介します。
5街区・青果棟
青果棟の飲食店は初めての方には少し複雑な場所にあります。千客万来の立体駐車場へ向かって歩行者デッキを歩いていくと、青果棟へといった看板が見える分かれ道があります。その道に入っていくと、写真のような場所に出るので階段を降ると飲食店エリアに出ます。隠れた名店といったような趣の和食のお店が3店舗あります。
著名人がお忍びで来るというお寿司屋さんは10時頃でも並んでいました。いらっしゃる際はお早目の時間に来ることをオススメします。
7街区・管理施設棟
次は管理施設棟のお店です。こちらは歩行者デッキを歩いていくと、魚と青果の看板がある建物が見えてくるので、そちらに向かいます。水産卸売場への見学者や市場で働いている方たちで人通りが多く賑わいを見せていました。
和洋中イタリアンと様々なジャンルの飲食店があるので、何度行っても飽きなさそうですね。お店の人に聞いた話ですと、9時頃が空いている狙い目だそうですよ。
6街区・水産仲卸売場棟
最後に6街区水産仲卸売場棟です。
ゆりかもめの市場前駅から、千客万来方面に向かって歩行者デッキをずっと道なりに歩いていくと到着します。
上の写真のようにガラス張りの喫茶店が目印です。右手のドアから入ってみましたが、ドアが少し重いのでお気をつけて。
中は観光客等で賑わっており、店舗スタッフとお客さんのやりとりも活発で活気がありました。お越しの際はお店の方に話しかけてみては、いかがでしょうか。
内部をぐるりと一周しました。
このエリアは22店舗の飲食店があり、魅力的なメニューが記載された看板があちらこちらに出ており、目移りしてしまいますね。一部整理券制のお店もあり、私が訪ねた10時頃では残念ながら配布は終わっていました。
朝ごはんの時間に行ってみると入れるかもしれません。
大田市場は青果、花きで日本一の取扱規模を誇る市場ですが、そんな大田市場にもやっちゃば横丁という、一般の方でも気軽にお買い物などが出来る関連棟という施設があります。そこで、今回、大田市場のやっちゃば横丁にもお邪魔してきました。
やっちゃば横丁
大田市場のやっちゃば横丁です。青果棟と水産棟に挟まれた場所にあり、ターレや自動車、トラックの交通が多いのでお越しの際はお気をつけて。
やっちゃば横丁の内部
やっちゃば横丁の中は、多数の物販店舗や飲食店が入り乱れている、少し前の商店街といった雰囲気でどこか懐かしさを感じました。
お昼時だったのでお店の中はお客さんで埋まっていましたが、提供が早く回転率が高いのであまり待たずに座ることが出来ました。
市場ならではのお得かつボリュームもあるメニューが多いので、食べた後は満足感があります。
大田市場事務棟
少しわかりにくいですが、実は事務棟にも飲食店があります。見学コースの近くなので、市場を見て回ったあとに寄ってみてはいかかでしょうか。
足立市場は、都内で唯一の水産物専門の中央卸売市場です。
そんな足立市場には一般開放日があります。普段は入ることが出来ない仲卸の店舗さんから直接買い物が出来る貴重な機会にお邪魔してきました。奇数月の第2土曜日が一般開放日となってます。
足立市場の食堂
足立市場の飲食店は正門から入ってすぐ右手のところです。海鮮メインの和食のお店が並んでいますね。訪ねたのは朝10時ころで、スムーズに入ることが出来ました。
店舗内は落ち着いた雰囲気の定食屋さん、といった趣でした。
こちらは一般開放日の様子です。訪ねたのは少し早い9時ころでしたが、買い物を終えて腹ごしらえする人達で列が出来ていました。
足立市場仲卸売場
一般開放日の足立市場の仲卸店舗エリアです。中は多くの人で賑わっており活気がありました。
寿司ネタでしかあまりみないようなお魚や、マグロを解体しながら販売するお店などもあり、貴重な体験が出来ました。
興味をもってくれた方は、この機会に一度行ってみてはいかがでしょうか。