8月の『いちばの広場』では、
「おさかなの口探検」や、
「石川県・能登展」、「ちりめんじゃこを観察しよう」を実施したほか、
千客万来 お祭り広場では「すだち・かぼす・へべす フェア」「野菜 どれだって、あれだって 新はこだて」を開催し、
多くの方にご参加いただきました。ここでは、実施したイベントの様子を
ご紹介します。

おさかなの口探検Supported by 築地魚市場銀鱗会＆武田 樹

8月17日に顎骨標本製作者の武田 樹さんが来館されました。「展示に鮭がないのは脂が多いため腐食しやすく標本にするのが難しい、パネルでは漂白剤を使用する方法を紹介しているが、身近なものだとマニキュアの除光液のアセトンなどでも脂を取ることが出来ます」などといった標本を作る際のお魚選びや手順について詳しく説明してくださり、お魚の口の標本の作り方について知っていただく、貴重な機会となりました。

石川県・能登展

8月も引き続き被災地復興支援として石川県・能登展を実施しました。
日本の伝統工芸品である輪島塗の実物展示を見来場者の方から、「写真で見るものより重厚で美しい。こういった日本の工芸品は長く残って欲しい」「輪島塗は大統領への贈答品に使用されたりと海外で注目されていました。実物を見てとても綺麗だと思った。」と海外の方も含め多くの方に関心を持っていただけました。
また、石川県は日本海に面し多くの漁港があり水産業が盛んです。そんな石川県で取れる、濃厚な甘みと旨味があるが鮮度が保ちにくいため北陸以外では見かけることの少ないガスエビや日本海の珍味と言われた深海魚の幻魚などといった海産物をについて知って頂き「この機会に応援を兼ねて食べに行きます。」といった声を多く頂戴しました。

東京都PRコーナー『いちばの広場』
イベント豊洲市場 水産仲卸売場紹介ツアー

8月24日（土）も、7月に続き、東京魚市場卸協同組合の協力のもと、豊洲市場 水産仲卸売場紹介ツアーを開催しました。
一般の方は入れない水産仲卸売場の臨場感をツアーを通して楽しんで頂きました。

今回の紹介ツアーでは、マグロを専門に取り扱っている石司さん、ウニや季節の鮮魚を取り扱っている吉善さん、7月より、東京魚市場卸協同組合が、期間限定で魚がし横丁にオープンした「三陸常磐・能登 夢市楽座」をご案内いたしました。
石司さんでは、マグロの釣り方や処理でマグロの良し悪しが決まるため、船や漁師さんを選んで仕入れていることや、吉善さんではエビやウニなどの競りは１回限りの入札で値段のつけ方が難しいことなど仲卸店舗さんならではのお話を聞かせていただきました。

すだち・かぼす・へべす・フェア＆
野菜　どれだって、あれだって　新はこだてSupported by 東京シティ青果株式会社

8月は東京シティ青果さんによる『すだち・かぼす・へべす フェア』『野菜 どれだって、あれだって 新はこだて 』を実施しました。徳島県産のすだち、大分県産のかぼす、宮崎県産のへべすの販売とすだち・かぼす・へべすジュースの飲み比べ試飲を実施。また、函館市の長ネギの摑み取りや、ジャガイモの詰め放題、長ネギと豚肉のねぎ塩焼きや揚げとうもろこしの調理品の販売も行い、徳島県・大分県・宮崎県・函館市のそれぞれの特産品のおいしさや魅力を知っていただきました。
産地のイベントは毎月第3土曜日、模擬せり体験は奇数月第3土曜日に実施しますので、ぜひご参加ください。

ちりめんじゃこを
観察しよう
Supported by
一般社団法人豊洲市場協会

８月も、7月に開催して大人気でした「ちりめんじゃこを観察しよう」を実施しました。
夏休みということもあり、お子様連れのご家族がたくさん訪れ、教科書でしか見たことのないような海の小さな生き物を探す珍しい体験に夢中になり、時間を忘れて楽しく遊ばれていました。 毎月第４土曜日は、お魚を通じた様々な食育イベントを実施していきますので、ぜひご参加ください。